腰痛について②

 前回、腰痛について簡単に書かせて頂きました。腰の反っている方、猫背の様な背中が丸まっている方で、ストレッチやトレーニングについて簡単にかかせて頂きました。

 あくまでも、安静にしている時から痛みが強かったり、痺れなどの神経症状がある方はお医者さんに診てもらって下さいね。私がお話させて頂いているのは姿勢などからくる腰痛について書かせて頂いております。今まで患者さんのリハビリを担当させて頂いた中で一時的にでも痛みの軽減に繋がった経験というものを基にお話させて頂いておりますので、「ふ〜ん」って感じで聞いて頂いてて構いませんので悪しからず。

 姿勢といっても立ってる姿勢や座っている姿勢、寝ている姿勢色々あります。身体の捻れを解消出来る方法として、椅子に座って出来る方法を伝えたいと思います。

 まずは椅子に腰掛けて頂いて、背もたれに背中はつけないで下さい。その状態で、両肩の高さに偏りはないか確認して下さい。その後で、両方の肩の高さの位置を合わせてもらって、なるべく下がらないように、そのまま身体を左右に捻って(うしろを振り向く)みて下さい。どちらかいきにくい方がありませんか。もし回りにくい方があれば、その時に両肩の高さが変わってきませんか?身体の柔軟性がなくて肩の位置が傾いて代償しているのではないかと思います。最初に座って両肩の高さ位置を確認してもらいましたが、例えば右肩が下がっている方は、どちらかというと左のお尻に体重がかかっていることが多いと思います。そういう方は元からそういう姿勢をとっている事が多いと思いますので、座っている状態で、反対のお尻に体重をかける割合を増やしてもらって、片方の肩を下げて下さい(右肩下りで左のお尻に体重がかかっているならば、右のお尻に体重をかけて左肩を下げて座ってみて下さい)。おそらく違和感があったりやりにくと思います。いつもと違う姿勢ですのでやりにくいと思いますが、その姿勢をとる練習をするだけでも捻れは多少なりとも改善されていくと思います。さらには、その状態から体重をかけている側に身体を捻って下さい(右のお尻なら右後ろに)。それがすごくやりにくいと思いますが、ストレッチとなって身体の柔軟性や捻れが解消するかと思います。

 長文になり申し訳ありません。少しでも身体の捻れなどを解消して腰痛の軽減のお役に立てればと思いまして書かせて頂きました。くれぐれも痛みが増強したり痺れが出たりなどしたらすぐにやめて下さいね。